先日、高芝郁夫のみ製作所様の作業工程を見学させて頂きました。
高芝のみの系統を受け継ぐ職人様で、高芝郁夫様で二代目となります。
18歳の頃から鑿鍛冶に従事し、キャリアは50年にもなります。
昭和47年に現在の工場に移転してから丁寧な制作を心掛け、切味をひたすら追求して来られました。
現在は青鋼を使った鑿の需要が高まり、出荷の約50%を青鋼の鑿が占めるようになっています。
取り替え式のネジ式差のみのように、他ではあまり見られない珍しい作品もあり、お客様の利用用途をよく考えられた作品は、高芝郁夫様の作品に対する素晴らしい姿勢が感じられます。
この度は、貴重なお時間を割いて、見学の機会を頂きましてありがとうございました。
近々お客様へも、高芝郁夫様の作品をご紹介して参りますので、今しばらくお待ちくださいませ。