2015年度 第31回全国削ろう会 神戸大会へ見学に行きました

2015年5月6日に神戸で行われた、全国削ろう会へ見学に行ってまいりました。
全国様々なところで大会が行われますが、今年は同じ兵庫県内で開催されるとのことで、 近くで職人様の仕事を拝見出来る、大変貴重な機会となりました。

  

会場として使われていた神戸国際展示場は、大会に参加する職人様、出店している鍛冶職人の皆様、その他多くの来場者でにぎわっていました。

  

鉋の薄削りの様子です。
熟練の職人様だからこそ成せる業で、その薄さは10数ミクロン。
透き通って後ろが見えるくらいの薄さです。

    

他にも、会場内では道具の実演を見られる場が多くあり、槍鉋の削り方、まさかり、チョウナはつり等、職人様が素晴らしい技の数々を披露されていました。

  

  

出店ブースの方では、多くの鍛冶職人様が大工道具を販売されていました。

    

    

作品それぞれに職人様の熱い気持ちが込められていて、どれも感銘を受けるものばかりです。職人様それぞれの人柄や姿勢が作品の個性として表れています。

前日のやすぎ刃物まつりから連日で参加されている方も多く、厳しいスケジュールの中、準備等大変だったと思います。
道具を作る側、使う側、双方が集まる場で、学ぶことも多く大変勉強になりました。
またご貴重なお時間を割いてお相手してくださいました方々へ、改めて御礼申し上げます。

参加された皆様、関係者の皆様、おつかれさまでした。