2012年7月31日、兵庫県三木市の『肥後守ナイフ』でおなじみ「永尾駒(カネコマ)製作所」様を訪問しました。
かつて、肥後守は安くて丈夫で使い易いナイフとして全国的に普及。子供たちのポケットや筆箱には必需品として肥後守が入っていました。しかし昭和30年代、ナイフによる青少年犯罪が増加し、「刃物追放運動」により、肥後守も製造と販売に大きな打撃を受けました。
しかし近年、また職人さんの手作りの技が見直され、人気を盛りかえしています。懐かしい商品としてで無く、子供達に正しい使い方を教え、後生に残していきたい道具です。
工場を見学させて頂き、このような身近な商品が実際に出来上がる所を見ることができたのは、深く感銘を受けました。