かじでっせ 2019年度

ご覧いただきましてありがとうございます。田中菊蔵商店の伊勢嶋と申します。

今年もかじでっせに社員みんなでお邪魔させていただきました。

今年は両日共に5月としては記録的な暑さとなり、出展者様にも参加者様にもとても大変なイベントだったのではないかと思います。

いつもお取引させていただいているメーカー様・職人様からは新商品や限定商品をご紹介頂き、また新たなメーカー様・職人様とも新規のお取引が始まり、とても有意義なイベントとなりました。

  

  

新規商品のご紹介はこの後、順次ご紹介させていただきますので、準備が整うまで今しばらくお待ちくださいませ。

かじでっせでは毎年多くのワークショップが開催されています。

私も今年は「マイ砥石」を作る、天然砥石に面を付けるワークショップに参加させていただきました。

様々な形の砥石から気に入ったものもを選び、あとはひたすら面直し…。

形に難はありますが、しっかりを面を付ければ仕上げ砥石として使えますので、次回刃研ぎをする際に実際に使用してみます。

天然砥石は、以前より弊社では力を入れている商品で、倉庫に在庫も多くございます。

なかなか紹介の仕方が難しい商品でしたが、現在資料を制作し、紹介する準備を進めています。こちらも来月にはご紹介できると思いますので、準備が整うまで今しばらくお待ちくださいませ。

常三郎 「酒壷」 55mm 赤樫台 綿帽子

連日、別注の大工道具が上がってきていますので、本日もご紹介させて頂きます。

常三郎様の「酒壷」の平鉋ですが、赤樫台に綿帽子型で制作して頂きました。

  

良質な赤樫が年々少なくなってきており、赤樫台が非常に貴重な物になってきています。

弊社ではまだご用意出来る状況にございますので、ご入り用の際には是非ともご相談下さいませ。

正繁 山蟻鑿

正繁様の別注品、山蟻鑿が上がってきました。

追入鑿と同じサイズですが、この側面部分に角度がついてます。

  

お写真の鑿は一般的な角度のものですが、もう少し鋭角に仕上げられたものもございます。

使い手によって必要になる形やサイズも様々ですが、その要望に応える鍛冶職人の確かな品質をご堪能下さいませ。

内橋圭三郎鉋 白樫 寸八 70mm 共押さえ 縦スキ 横スキ

内橋圭三郎鉋様より商品が上がってきていますのでご紹介させて頂きます。

  

白樫の寸八、共押さえの鉋になります。

鉋刃を縦に漉いたものと横に漉いたものをそれぞれ制作して頂いています。

 

お写真でおわかりになりますでしょうか?

左が縦スキ、右が横スキになります。

  

そして、こちらは鉋刃のみになりますが、寸八の磨き仕上のものも制作して頂きました。

今回の商品はお客様の注文分となりますので、お写真でのご紹介だけとなってしまいますが、

弊社は内橋圭三郎鉋様とは以前より直接お取引させて頂いておりますので、ご入り用の方がおられましたら、是非ともお問合せ下さいませ。

常三郎 積雲壽鍛造鋼 赤樫 寸八(70ミリ)

珍しい鉋が入ってきていますのでご紹介させていただきます。

常三郎 積雲壽鍛造鋼 赤樫 寸八(70ミリ)

  

    

鋼部分全体に広がるダマスカス模様が美しい鉋です。

通常は白樫台で紹介している物ですが、今回は赤樫で上げて頂いています。

当社は職人との直接取引があり、お客様の多様なニーズにお応えする事が可能でございますので、特殊な形のものでも一度ご相談下さいませ。

宮永鑿製作所様へご訪問させて頂きました

先日の事になりますが、宮永鑿製作所様へご訪問し、製作の様子を見学させて頂きました。

宮永鑿製作所様は四代続く鑿専門の鍛冶職人様です。高校卒業後すぐに鍛冶を始め、40年以上、鑿鍛冶に従事し、日々鍛錬を重ねて来られました。

 

製作される鑿は、特に温度管理に気を付けて製作されており、火造りの回数を極力減らし、鋼を傷めないように、鋼の特徴を生かした鑿造りを心がけておられます。

 

先代が亡くなられてからは一人で制作を続けており、全ての工程においてこだわりを持って造られた鑿は、非常に品質が高く、製作者の丁寧な気持ちが伝わってくる素晴らしい作品に仕上がっています。

 

特にこの平待丸軸の鑿は、先代(三代目)が考案されたもので、軸の根本が丸く、先端に近づくに連れ平らになっていく、特殊な構造になっています。

現在、資料作りを進めております。準備が出来次第、お取引先様にご紹介に上がりますので、よろしくお願い致します。

第7回 かじでっせ!(2018年度)

5月26日(土)・27日(日)に行われましたかじでっせ!に行って参りました。

比較的天候にも恵まれ、過ごしやすい一日でしたが、両日とも非常に多くの人で賑わっており、参加される方々の関心の高さを感じました。

今年も多くの新商品をご紹介頂いており、職人様、メーカー様共に、お忙しい中、時間を割いて丁寧に、そして熱心に商品についてお話し頂きありがとうございました。

     

ご紹介頂いた商品は準備が出来次第、順次弊社から各取引先様へご紹介に上がる予定です。

出展者の皆様も参加された皆様も2日間おつかれさまでした。

商品のご紹介の為、現在鋭意準備中でございますので、今しばらくお待ちくださいませ。

(有)五百蔵様へご訪問

先日、(有)五百蔵様へご訪問し、製造の様子を見学させて頂きました。

(有)五百蔵様は、大正三年から三代続く鑿鍛冶の伝統工芸士です。
若い職人も入ってきて、日夜、技の研鑚を続けられています。
三代目の五百蔵 秀夫氏は、二代目とは十数年しか一緒に仕事が出来ず、
知識や技術は、自分で見て、自分で考えて習得してこられました。

  

非常に研究熱心で、展示室には多くの作品が並んでいます。

 

使う人の気持ちをよく考えて作られるその作品の数々は、
多くの職人から絶大な信頼を得ています。

弊社でも以前より商品をご紹介させておりますが、より多くの商品をご紹介出来るよう、現在準備を進めております。

L型鑿や槍鉋等、特殊な形の鑿もございますので、順次ご紹介して参ります。

よろしくお願い致します。

三代目国慶作 切出小刀 『鮎小刀』『竹節小刀』『年輪小刀』

三代目国慶作の切出小刀のご紹介です。

鋼はそれぞれ白紙二号鋼。

独特な形状をしている小刀ばかりですが、この絶妙な曲線、節が非常に持ちやすく、見た目にも実用的にもとても素晴らしい作品となっております。

当社の方にはなかなか上がって来ない商品ですが、現在在庫がございますので、ご興味がございましたら是非ともご一報下さいませ。

■鮎小刀

 

■竹節小刀

 

■年輪小刀

  

ツールジャパン2017 (道工具・作業用品EXPO)

先週は、表題のツールジャパン2017に行って参りました。
同時開催の農業ワールドも合わせて、3日間合計42,000人もの方がいらっしゃっていたようで、会場は多くの人で賑わっていました。

  

初日に道工具のブースを一通り拝見させていただき、2日目はそれ以外のジャンルのブースにもお邪魔させて頂きました。

  
普段、三木・小野の金物を中心にお取り扱いさせていただいておりますが、道具・工具だけでなく、花鋏や農業用品のジャンルも幅広く商品がございますので、ご紹介したい商品・メーカー様との出会いが数多くございました。

来月から順にご紹介出来ればと、現在鋭意準備中でございますので、
今しばらくお待ちくださいませ。