常三郎様より赤樫の八寸大鉋をお借りしています。
iphone5やA6サイズのメモ用紙と比べてみると、この鉋の大きさがわかっていただけるのではないでしょうか。
普段見慣れているサイズの鉋よりも相当大きく、そこにあるだけで人を引き寄せる強い存在感を感じる大鉋です。
常三郎様の商品は、こちらでも多数取り扱っております。
鉋をお探しの方は、ぜひ一度ご覧ください。
兵庫県、播州三木産のぐみ柄の原木です。
播州地区では昔から鑿(のみ)や玄能など大工道具の柄の材料として使われてきました。
・汗を引くので、手に馴染みやすい。
・適度な弾力があって衝撃を吸収する。
兵庫県産の中でも播州三木産のぐみの木は
比較的寒い気候で育つので目が細かい特徴があります。
独特の黄色の色合いを持ち、ねばりのあるぐみ柄です。
ゴールデンウィーク中、5月3日、4日に開催される
「やすぎ刃物まつり」へ向けて準備の真っ只中です。
出店スペースは昨年もお世話になりました「電化のヤマサキ」様の
店舗前をお借りして出店致します。
通りの最西端に位置しておりますので是非ともお越し下さい。
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2013年4月3日、播州三木の鋸メーカー
「ヒシカ工業株式会社」様を訪問致しました。
古い製法で作られている鋸メーカーは新潟の三条市を含めても数少ない中、
ヒシカ工業様は従来の製法を受け継ぎながらも、機械による精密な作業と
職人による丹精込めた手作業を融合させ、新しい商品価値を生み出しています。
次いで、工場の見学です。
研磨の加工は機械で行われます。
こちらは鋸の”アサリ”を造る設備と目立ての設備です。
昔からの職人の技術は機械となっても受け継がれ、
そのこだわりは機械による繊細な作業によって造り上げられます。
こちらは最後の工程となる、職人による歪取りの作業です。
仕上げの工程となる歪取りは、製作の過程で鋸刃に生じる歪みが一枚一枚異なる為、
熟練の職人による仕上げが必要不可欠なのです。
”使い手の五感に訴える鋸を”と仰っておられたヒシカ工業社長の神澤氏。
直々に懇切丁寧な説明と案内をして頂きまして、鋸造りに対する熱い想いを汲み取りました。
既に大工用・山林用を取り扱っておりますが、
近日、園芸用や細工用の鋸も販売予定となっております。
舟弘(ふなひろ)こと船津祐司氏は
新潟県与板の刃物鍛冶で鑿を初め
鉋、切り出し、ヤリ鉋、玄能などを製作されております。
こちらの「天慶」は入荷に半年の期間を要した
大変貴重で人気の高い鉋です。
兵庫県三木市の鑿鍛冶『小山市刃物製作所』様の差鑿2本組です。
龍紋柄と呼ばれる独特の柄の模様は小山市様オリジナルで、流れるような美しい模様が特徴です。
また、龍の彫金を施し、「昇龍」と呼ぶにふさわしい豪華な仕上がりとなっています。