舟弘(ふなひろ)こと船津祐司氏は
新潟県与板の刃物鍛冶で鑿を初め
鉋、切り出し、ヤリ鉋、玄能などを製作されております。
こちらの「天慶」は入荷に半年の期間を要した
大変貴重で人気の高い鉋です。
舟弘(ふなひろ)こと船津祐司氏は
新潟県与板の刃物鍛冶で鑿を初め
鉋、切り出し、ヤリ鉋、玄能などを製作されております。
こちらの「天慶」は入荷に半年の期間を要した
大変貴重で人気の高い鉋です。
兵庫県三木市の鑿鍛冶『小山市刃物製作所』様の差鑿2本組です。
龍紋柄と呼ばれる独特の柄の模様は小山市様オリジナルで、流れるような美しい模様が特徴です。
また、龍の彫金を施し、「昇龍」と呼ぶにふさわしい豪華な仕上がりとなっています。
兵庫県三木市の鑿鍛冶『錦清水』様の追入鑿です。
切れ味を求めた使い易い鑿で、昔ながらの刃物造りを今も守り続けています。
銘の『錦清水』(にしききよみ)は本名をそのまま使用されています。
鋼は安来鋼白紙2号、柄はぐみ柄を使用しています。
ぐみ柄は古くから柄材として使用されている播州鑿の象徴とも言えます。
芯持ちのため強度が強く、衝撃を吸収してくれる特徴があります。
京都の東物で採石された、大変貴重な粒度の細かい天然砥石です。
タバコの箱と見比べても分かる、その巨大さに圧巻です。
2013年1月9日、兵庫県三木市のタイル施工工具のメーカー「石井超硬工具製作所」様を訪問しました。
市場に応じた信頼のおける手動・電動タイル切断機およびタイル、石材施工関連工具の開発、供給に励み日本国内だけでなく、海外市場においても高い評価を受けております。
また、先進メーカーとして新技術・新製品の研究開発に努めておられるグローバルな企業でもあります。
高昇鑿製作所様の龍の彫刻入り追入鑿18本組です。
1本1本に美しい龍の彫刻が彫られており、大変豪華な仕上がりとなっています。
製作期間は実に3か月も要しました。
現在は完売しております。
兵庫県、播州三木の伝統工芸士である鉋鍛冶:山口房一氏による鉋です。
平成19年、80歳にて引退されるまで試行錯誤と新しい製法を繰り返し、集大成とも言える鉋を作り出されました。
それがこの「京乃極」と「鍛炎」です。
「鍛炎」は高炭素合金鋼を材料として独自の製法で造られました。
削ろう会において850尺まで削り肌は変わる事なく鏡面の様でした。
そして1,050尺削るに至るまで変わることのない艶でした。
高炭素合金鋼は青紙1号から青紙スーパーの中間に位置する炭素量を含みます。
耐久性、耐摩耗性を誇る鋼として、切味が鋭い鋼材です。
山口氏が引退され、現在は数の限られる貴重な鉋です。
全国削ろう会 宇和島大会
http://www3.ocn.ne.jp/~tac7/kezuroukai.htm
削ろう会の見学はおそらく今回で5回目です。
02年三木大会、04年坂出大会、09年プレ廿日市、10年廿日市大会。
日曜日、雨の降る中、松山道後のホテルから宇和島へ。
昼ごろ会場到着しました。
会場外では、一般の方が丸太切りに挑戦。
会場エントランスに入ると、和釘や砥石を販売中です。
いよいよ会場に入ると、多くの大工さんが昨日土曜日から腕を競っています。
鉋屑を引っ張る補助をつけてゆっくりと薄い鉋屑を出しておられます。
でっかい鉋、何寸ある?鉋を使っています。
重いだろうし引っ張るのも難しいだろうと思います。
そして、出た鉋屑を計測器で計測します。
今年から計測器が油圧式に変わったそうです。
これはなんと、御影石を鉋台にしています!
こういう珍しい遊び心の鉋に出会うのも楽しみの一つです。
会場の横では、いろんな刃物メーカー、販売店のブースがあります。
11月3日・4日
金物の町、播州の三木市にて開催された
「三木金物まつり 2012」へ出展しました。
出展のため、前日に設営へ。
昨年は天候に恵まれませんでしたが、今年は期待できそうです。
今回の目玉商品!
東物の巣板天然砥石。
アタッシュケースに何とか収まるぐらいの大きさです。
天然砥石でこの大きさは中々ありません。
夕方になると急に曇り空へ。
当日晴れることを信じて設営を終えました。
しかし当日の朝はそんな心配を振り払うような雲一つない快晴でした。
販売開始の9時までにしっかり準備を整えます。
9時と同時に押し寄せる多数のお客様。
通りは隙間もなく人で押し寄せていました。
お陰様で2日間大盛況の中、幕を閉じました。
2012年10月30日、兵庫県三木市の鑿メーカー「岩崎のみ製作所」様を訪問しました。
播州三木打刃物の伝統工芸士、岩崎永祐さんは26歳の頃にこの業界へ入られ、40年以上も鑿製作に打ちこんできました 。
2代目となる永祐さんは、親の代から続く「左のぶ弘」の銘を受け継ぎ、お客様である職人さんの満足を得られる「ものづくり」を目指して日々取り組んでおられます。
また、古式鍛練法の工程について詳しく説明して頂き、岩崎さんのものづくりに対する真摯な姿勢とその人柄を垣間見ることができました。